わた「青春レース」

私はいつも独りだ。

学校では皆に不気味がられ友達なんていない

だがある日

「おーい!なにしてんの?」

教室で本を読んでいた私に声をかけてきた人がいた。

私は思った。

(どうせ、こいつは独りでいた私を馬鹿にしに来たんだ)と

だが違った。

「そうだ!今日一緒に帰ろうよ!」

私はその言葉が信じられなかった。

だが私はその言葉の僅かな可能性にかけてみた

「いいよ。でもなんで私なんかと…?」

「んーなんでだろう!分かんない!」

「えっと名前は…?」

「私は雨宮晴!君の名前は?」

「宮谷凛」

「じゃあ凛ちゃんね!」

「放課後また会おう!またね!」

凛は不思議な気分だった。

(今まで誰かと一緒に下校なんてしたこと無かったのに…)

授業が終わるのが長く感じた。

そうして、ようやく授業が終わり下校時間となった。

少し教室で待っていると晴が教室に迎えに来てくれた。

晴とは別のクラスだ。

「ごめん!遅くなっちゃた!」

「別に…気にしてないから大丈夫…」

「じゃあ帰ろっか!」

こうして二人は下校した。

そして野原の近くを通った時だった。

「なぁ、凛ちゃん!鬼ごっこしよ!」

凛は友達と遊ぶのは初めてだった故に何をすれば分からなかった。

「ここで?」

「そうだぞ!」

「うーん、分かった。やろ、、、!」

「よし、じゃあ私が鬼だ!凛ちゃん逃げろー!」

凛は悩んだ

(うーん、どこに逃げようかな)

悩んでいたら、晴が追いかけてきた。

「まてー凛ちゃーん!」

「うわぁ!?」

凛は走って逃げた。

(こんなに楽しいのいつぶりだろう…)

考えてる内に晴が追いかけてきた。

「凛ちゃんまてー!」

「うわぁ!?」

凛はできる限り全力で走った。

「凛ちゃん!逃げても無駄だ!どりゃあ!」

晴は勢い良く凜に飛びかかる

しかし勢いが強すぎたのか凛に覆い被さるように転んでしまった。

「痛たた…」

「晴!大丈夫?」

「あっ!凛ちゃん捕まえた!」

二人は笑い合った。

「じゃあ帰ろっか!」

そして凜の家の前に着いた

「またね!凛ちゃん!」

凛はどこか寂しそうに

「またね…晴ちゃん」

凛はふと疑問に思ったことを聞いた。

「ねぇ晴、私たちって友達だよね?」

「そうだぞ!友達以上の親友だ!」

二人はまた笑い合った

こうして彼女たちは青春というレースを突っ走っていった。

作家コメント
頑張って書きました!!
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